火・水・土

古谷千佳子

2007年04月03日 01:53

人と土と水と火の力で出来上がるシンプルな備前焼。ほんと、素敵で
す。(岡山アートガーデンで開催中の『琉球備前焼展』で展示されてい
る『脇本先生』の作品・部分撮影)ほうれん草のおひたし、サラダ等の
葉っぱや、海の幸、、、、のっけるだけで、自然界のものとのコラボ
レーションが始まる。食卓に様々な物語が生まれてくるようです。ただ
「エネルギー補給の為に食べる」のではなくて『心身の五感を充実させ
ながら食べる』そんな事できるのって、人間だけなんですよね。きっ
と。使い捨て文化ってとても寂しい。自分のお気に入りを見つけては、
入手して、一緒に暮らして行く(=大事に使い込んでいく)。備前焼等
の食器は、使えば使う程「あじが出てくる」との事。一瞬、高価な買い
物のように思えても、実はその方がリーズナブルで、心が満たされてい
くのではないでしょうか。「安物買いの銭失い」今の時代には死後なの
かしら?そういった「教育」の中で育ってきたはずなのに、いつしか、
時代に流され始めてる?あれこれ、余計なものばかり???。心も環境
も整理整頓「シンプル・イズ・ベスト」に!!!いらないものを削り落
として、すっきり、大切なモノ達との暮らし。それが本当の幸福なんだ
ろうな。『好きという思い』がすべてのスタート!!!きっと、そこか
ら『創作の世界』も始まるのだ〜!!!