古谷千佳子

2009年08月19日 02:24

私の全てで相棒であったカメラ。
カメラは撮影道具であると同時に、私にとって大切なコミュニケーションツー
ル。こいつがいない人生なんて、考えられない〜!と相棒というより、私の目、
手足のような物だった。

今は、その役割の一部を、ちびちゃんが担ってくれ始めていて(笑)、最近は、
カメラは記録的な使い方が増えてしまった。

なんでだろう〜?って考えると、第一に愛息子の誕生があるが、そういえば、ま
ずカメラ機種が変わっている。
そして、明確な目的を持って撮影する事が増えてきて、私のカメラ原点「スナッ
プ写真」が減ってきていた。
予想できない様々なシーンを、頭でなく体で反応するようにとっていたスナップ
写真には、条件反射で動く分、素直に自分の持っている「間」が映り込んでい
た。

頭でなく、心身で撮る写真。
・・・とはいえ、その距離感や露出等は、場数をこなし、考えなくても反応でき
る程まで、訓練を必要とするのだけれど。その頃の相棒はM6&ズミクロン35
mm。

35mm単焦点レンズは、ズームレンズと違って、自分の足で寄ったり引いたりし
なければならない。人物を心地よい大きさに撮るには、それなりに寄らないと行
けない。
だから、近寄る。
しゃべりかけるのは、恥ずかしいけれど、カメラを向けると会話が始まる。

デジタルカメラでの撮影が増えてきた昨今。ズームレンズも使っちゃう。
フイルムの良さ、こだわりは、こだわりで続けるとして、今を楽しみ新しいコ
ミュニケーションツールとしてのカメラの使い方があるはず。

新旧ともに楽しむ方法を、ほぼ、見つけかけているなり。
?!?!?!?!?!
これまでは、写真が人生の全て。
これからは、私の人生を楽しくさせてくれる相棒が、写真!
これからは、スマートに、エレガントに?!(笑)

光が見えれば、乗り越えられる!

Y感謝。