2009年09月01日
防災の日

日?が、今日「防災の日」。
我が家は、特に何をする訳でもありませんでしたが、子供が産まれ
てから、心の底から「平和な日常」を願うようになっています。
誰もが大人になれるような錯覚を起こしがちですが、病気や事故、
いろんな難関を乗り越え、大人になることが出来るのであって、
すべての人間が、成人するまで生きられる訳ではない。
ここまで、自分が生きて来られたことに感謝。
両親、そしてその祖父母、ご先祖様に感謝。
そうやって繋がってきた、人間の歴史をあらためて感じています。
そうそう、今日は、沖縄では旧盆.お迎えの日(ウークイ)です。
昨日、奈良で講演会が終わり、東京経由で、沖縄へ・・・という予
定が、残念?ながら、まだ東京。
新型インフルエンザが、那覇(の子供を取り巻く環境で)で流行っ
てしまっているので、帰省を見合わせています。
私は、マスクも出来るし、手荒いうがいもしっかり出来るけれど、
赤ん坊はそれができない。
そこいら中を、べろべろなめまくってしまうので、人の集まる所へ
連れ出すのは、かなり怖い。
気密性の高い飛行機を始め、公共的な乗り物に乗せるのリスクを
極力避けたい。
保育園が休園になると、買い物にも、仕事先にもすべて子供を連れ
て回ることになってしまうので、とても厳しい。
「これから、もっとパワーアップした病気が流行るだろうから、う
つらせて免疫力をつけておいた方が良い」なんていう意見にも耳を
傾けはしますが、やはり小さな子供が苦しむようなことにならない
ように、アンテナを張り巡らせてしまいます。
子供の安全と幸せを最優先することを考えると・・・
自分や、自分の子供だけが注意しても、だめで、家族、親戚、地
域、と皆が協力し合わなければ子供は守れない、と当たり前で忘れ
がちな事をあらためて感じます。
大昔から、男は狩へ、女は子供を育てながら、作物を育てたり、
拾ったり、蓄える努力をしたり、と「攻め」「守り」をしっかり分
担する暮らしの中から「領域の世界」が出来上がった事を、身を呈
して感じます。
漁業等、自然の影響を受ける仕事に従事する世界が、封建的(男女
の領域の世界)であることが、いかに当たり前か。
文明の利器のお陰で、都会の暮らし・仕事ともに、男女の区別無
く、選択できているのか、気がつきにくい所を、災害等が起こった
時、またはそれをイメージした時に感じられます。
災害は起きない方がいい。
けれど、もし起こったとき、どうしたらいいのだろうか?あるい
は、それを未然に防ぐために、どのようにしたらよいのか、施策や
取り組みを考えるだけでなく、私達が、文明のお陰でどれだけ自由
な選択が出来るようになったか、再確認し、感謝してみるのもよい
かもしれない。
私達の文明社会が、どれだけぎりぎりの所で、成り立っているの
か、本来の姿を考えてみるのもよいかもしれない。
「守りたい」そう思うものが出来たとき、これまでとまったく違う
考え方を自然にできるようになりました。
こうやって人類の歴史は繋がってきたのね・・・。
旧盆の今日、お世話になってきた、沖縄の方々とお会いできないの
は、非常に残念です(チビにもパーランクーの音、聞かせて&たた
かせてあげたかったな。)が、ここから「念」を飛ばすことにします。
Posted by 古谷千佳子 at 23:37
この記事へのコメント
先日我が市のフロンティア大使に就任された中村よねさんの就任記念講演を拝聴させていただいたのですが、沖縄に嫁いで50年が過ぎたよねさんのお話で「うない」のお話が印象的でした。女性は男性、子供、家族を守る神であり、強く賢いおばぁになると・・平等とは何か、難しいですね、でも「努力ない幸せはない、棚ぼたなんて無い」という言葉があり、本当にそうだなと思いました。沖縄が育てた76歳のよねさんに近づけるように、努力を惜しまず生きなければ!悲しい記憶も厳しい現実も元気な生活もある沖縄は、本当に素晴らしい所ですね。世の中に知らないことが沢山ありますが、少しでも理解が増えるようちーかさんのブログ楽しみに読ませていただきます!
Posted by はな✿ at 2009年09月02日 21:02
心配ですよね!
リスク管理とか、難しい話抜きで。
人が一杯いる所=リスクですが・・・
帰らなければならないし・・・
無事に、那覇まで、着かれる事を
かげながら、祈っておきます。
リスク管理とか、難しい話抜きで。
人が一杯いる所=リスクですが・・・
帰らなければならないし・・・
無事に、那覇まで、着かれる事を
かげながら、祈っておきます。
Posted by ao at 2009年09月02日 22:03